本日(2023.7.14)発売の建築インテリア雑誌 『I’m home 』no.125 にTIMELESSが掲載されました。
「私たちと良いものをつなぐ人。バイヤーのもの選び」という小特集です。(表紙とP88~P90)普段どんな視点でモノを選んでいるかTIMELESSのコンセプトをわかりやすい文章と写真でご紹介いただいています。地方都市で細々と営んでいる個人店が全国誌で紹介されることは希有なことで私としては恐縮の限りですが幾人かの先達のご尽力によりいいご縁をいただきました。是非書店でご覧になってみてください。
2023/07/14
2023/07/07
現在製作されているウェグナーの椅子の中では一番シンプルなダイニングチェアだと思います。人気のY チェアと並んで昔から継続されている定番なんですがその陰に隠れて?今ひとつ注目されにくい椅子なのかなと感じています。しかしそれなりに長く扱っているとこんな何気ない基本形の椅子がやっぱりいいなぁとつくづく。腰を立てて背筋を伸ばして食事をすることを見直す。あらためてお勧めしていきたい椅子の一つです。
CH36 / Hans. J. Wegner 1962/ Carl Hansen & Son/ DENMARK/
オーク材オイル仕上げペーパーコード ¥109,000+tax (¥119,900)
2023/06/23
3年ぶりの北欧買い付けの旅から帰国しました。日本と同じかそれ以上に気温の高い真夏のような天気が続き、これまで春先や晩秋に訪れることの多かった私にはどこか欧州の他の街に来たような気分でした。今回も短期間で10人ほどのビンテージディーラーや馴染みの作家さん達を訪問したのですが皆さん変わらず元気そうでほっと一安心。現地の家具業界もコロナ禍の「ひきこもり需要」のお陰で?それなりに動いていたようです。
買い付けの方はと言えば、需給のバランスが悪いのでやはり品薄感は否めず円安をはじめとしたアゲンストの要因がさらに増していくように思います。大きな転換期に来ているように感じました。
ともあれこのネット社会でもやはり現地に実際に足を運ばないと出会えないモノや情報があるのは確かで
オンラインの仕入れでは感じられない充足感は大きいものです。
今回仕入れたものは9月中頃に到着の予定です。どうぞお楽しみに。
2023/06/06
Kameli Apartmentさんからラトビアの手織りラグの新作がいくつか入荷しました。モノクロのモダンな柄は個人的な好みで半ばリクエストして製作していただいたもの。ふっくらとした上質なリネンで分厚く手織りされたハンドメイドのラグは長年にわたりご愛用いただけるお勧めの逸品です。
Handwoven linen/ Kameli apartment-安倍麻樹/ made in Latvia/
写真は90x180cm ¥105,000+tax SOLD OUT
2023/05/30
山中嘉一さんの版画(シルクスクリーン)がいくつか入荷しております。独特のカラーリングとモダンな構図の中に垣間見えるさり気ない遊びごころ。几帳面で緻密な仕事による独自の世界観を是非ご覧いただきたいです。 SOLD OUT
山中嘉一 大阪生まれ(1928~2013 ) 昭和20年代、既存の美術団体や公募展などに寄らないアーティストのグループ「デモクラート美術家協会」に参加活動。大阪芸術大学美術科や浪速短期大学デザイン美術科で教鞭をとり晩年まで更新の指導や作品制作を行う。油彩、リトグラフ、シルクスクリーン、ガラス絵など豊かな色彩で詩情あふれる平面構成を追求した。(ギャラリー「河野邸」での個展案内状より)
2023/05/12
イタリアのデザイナーJoe Colombo 1965年 デザインの小さなグラス。ちょうど蕎麦猪口ぐらいのこのサイズが個人的にとても好みです。水、お酒、デザートetc なんでもいけますね。少し茶色がかったスモークグレーが印象的。全体に薄い割には底部に適度な重みがあるため安心感もあり、また洗いやすいのも二重丸です。
Joe Colombo drinking glass/ Joe Colombo 1965/ Lyngby Porcelaen/DENMARK
made in Poland (デンマークブランドにより現在ポーランドで製作されているものです)
68 x68 mm / ¥3,000+tax (¥3,300)
2023/05/05
カエデの木を轆轤(ロクロ)で削り出した佐古馨さんの肉厚なうつわ。花器としてあるいは装飾の皿として(上下ひっくり返しても)使えるところがユニークです。
wood vase / 佐古馨/ 日本/ カエデ材、内部漆塗り、外部拭き漆/ 直径26cm高さ17cm/
2023/04/25
天板チーク&脚オーク のコンビの伸長式テーブルです。こちらも簡易ながらよく考えられた機構の「ダッチエクステンション式」。天板下の左右に収納された伸長板を引き出して大きくする優れた工夫です。とてもオーソドックスな長方形ですが、少し変わったの脚の形状(5角)と脚先に施されたチーク材の「ソックス」がポイントになっています。1980年製作と思われます。
dutch extension table1200/ SKM-Norre Snede/DENMARK 1980/W120(+54x2P)D80H72 cm
天板再塗装済み SOLD OUT
2023/04/18
池田真規子 / アクリル、段ボール、 オリジナル木製額/ W60H75cm(額サイズ)/ 1985年
2023/04/11
高さ60~65cmくらいの「ハイスツール」。カウンター椅子としてはもちろんキッチンでのちょい掛けや、部屋のコーナーで飾り台として、あるいは高めのサイドテーブルとして等々、意外に活躍の場が多いです。 デザインも様々ですが各々にさりげない工夫があり楽しめるアイテムの一つ。
上の写真左から AIDA STOOL ¥48,000+tax ,NORDIC STOOL ¥22,000+tax , NAYA STOOL ¥24,500+tax , Dejavu stool ¥56,000+tax
2023/04/04
デンマークで仕入れたものですが年代やメーカーなど全く不明のフォールディングチェアです。金属製のパイプフレームに布クッションでとても軽量&コンパクト。普通なようでいてちょっとした工夫も感じられ微妙な魅力を感じる椅子です。意外に?掛け心地がとても宜しいです。
steel folding chair / unknown / used / W48 D50 H77 SH42cm / SOLD OUT
2023/03/27
デンマーク1960年代の伸長式テーブルです。天板の真下に左右2枚の伸長板が収納されていて天板を少し持ち上げて引き出す「ダッチエクステンション」というスタイルですが、これが簡易な構造ながらとてもよく考えられている仕掛けです。デンマークのビンテージ家具ではよく見かけるものですが、最初に考案した人に敬意を表したい優れた工夫。普段は~4人掛け、伸長板を両方伸ばすと8人まで食事ができます。
カーブを描いて斜めに加工された天板エッジや広げた時の接合部の納まりなどのディテールも見どころです。
Dutch extension table / made in Denmark 1960’s/ teak top +oak legs/ W125 (+ext 50cm x2p)D85cm/
used / SOLD OUT
2023/03/21
デンマーク椅子の不動の定番CH24(Yチェア)。昨年から新たな樹種としてチーク材が発売されています。中米コスタリカで植林されているチーク だそうですが、我々に馴染みのある1950~60年代のビンテージ家具に使われているチーク とはまた違った色目と表情をしています。個人的にはYチェアと言えばやはり従来のオーク 材かビーチ材の白木のイメージなんですが、こういった変化球の樹種にも意外な魅力があり新たな客層にアピールしていくのかもしれません。
CH24 / Hans. J. Wegner / Carl Hansen & Son/DENMARK/ チーク 材オイル仕上げ
¥125,000+tax (¥137,500)
2023/03/14
リトグラフ/ Peter Brandes/DENMARK/ ed75/90 teak frame W125 H127 cm/ SOLD OUT
2023/03/07
ビンテージ市場でも人気の高いWEGNERのネストテーブルがデンマークCARL HANSEN & SON社から復刻されました。オリジナルと同サイズでのリバイバルです。1セット(大中小)あれば様々な使い方が出来て機能的なネストテーブル。中でもこのWEGNER1950年代デザインのテーブルは薄さと細さの絶妙な取り合わせが秀逸な名作と言えるでしょう。(天板、脚部ともに無垢材です)
CH004 / Hans. J. Wegner /CARL HANSEN&SON/DENMARK/ W62D34H48 /
写真のウォルナット材 ¥177,000+tax (¥194,700)
オーク 材 ¥151,000+tax 、ウォルナット天板&オーク脚 ¥162,000+tax
2023/02/28
Tassei Furuya 「Rebuild no.26,27」/ MDF 木/ 50X50cm / 古家 達成 / 大阪市/ SOLD OUT
2023/02/21
吉野杉(吉野檜)の丸太から削り出して作る北田浩次郎さんの力作が入荷しました。半円と三角の2つのパーツを合体させたように見せながら実は継ぎ目なしの一つの塊であるという独自の彫刻作品は、その場の空気感を変えるようなユニークな家具でもあります。ぜひ様々なテイストの家具とのコラボレーションもチャレンジしてください。(ブラック=吉野杉を鉄染め&黒塗装 ナチュラル=吉野檜のクリア)
unnamed TRI /北田浩次郎/ W30 D30 H44cm / 杉、檜 ¥150,000+tax (¥165,000) 受注製作品
2023/02/14
以前focusにも掲載しましたCH78 (Mama bear chair)。デンマークのCarl Hansen&Son社から復刻されているWEGNERデザインのハイバックチェアでその独特の曲線デザインと腰をしっかりホールドしてくれる掛け心地が好評で気になっている方も多いのではないでしょうか。
このたび張り生地限定、受注期間限定でキャンペーンがスタートしました。お選びいただけるのはデンマークGabriel社の「Passion」という生地(ウール91%ポリアミド9%)の5色。受注期間は2023年2月1日〜9月30日まで。価格はオーク 材+生地Passionで¥407,000+tax (枕は別売¥16,000+tax)と通常の同じクラスの張生地のものと比べると20%くらいお安くなっています。(納期はご注文後5.5~7ヶ月の予定)
以前から検討されていた方には嬉しい企画、是非この機会にご利用ください。
2023/02/07
デンマークBorge Mogensen(ボーエ.モーエンセン)のハイバックチェアとオットマンのセットです。これも個人的に好きな「畳摺り=ランナーレッグ」スタイルの椅子ですね。簡単な仕掛けで背の角度を変えることができ機能的で安楽性も大いに高し。大半が直線で構成されていますが細部ディテールの工夫で硬いイメージを感じません。和のスタイルとも調和するデンマークの名作パーソナル椅子の一つだと思います。(本日売約済みとなりましたがお勧めの椅子ですので今後の椅子選びのご参考まで)
Mogensen highback&ottoman/ Borge Mogensen/FREDERICIA 社1982年製/ SOLD OUT
2023/01/31
佐古馨さんの石の彫刻作品。イタリア産トラバーチン(多孔質の石灰岩)の表情と相まってなんともいえない独自のフォルムに惹かれます。
stone carving / 佐古馨/ 奈良/ 26 x 20 x26cm/ トラバーチン SOLD OUT
2023/01/24
椅子にしてもテーブルにしても「畳擦りの脚=ランナーレッグ」というのはなかなか機能的で好みのデザインです。(吉村順三さんのたためる椅子もしかり)デンマーク1950年代のテーブルに習いサイズやディテールなどに少しだけアレンジを加えて作りました。普通ネストテーブルといえば3個セットですが、こちらは2個セットで。ソファやパーソナルチェアのサイドでとても重宝するアイテムです。(素材はオーク 材とチェリー材からお選びいただけます)
2P nest table / TIMELESS+ Souichiro Kitagawa/ JAPAN/ W52(48) D38(35) H42(39.5) cm/
オーク 材、チェリー材オイル仕上げ セット価格¥92,000+tax (¥101,200)